私らしく生きる。

中野ひなこ、20代、小学校教員、現在休職中、うつ病患者です。目指せ寛解!つれづれ日記。

小学校教員の私がうつ病になった理由④家庭ー夫との不和

こんちには、ひなこです。

数あるブログの中からアクセスありがとうございます。

 

今回は自分の一番身近な家族、夫との関係についてお話しようと思います。

現在、彼とは別居中です。

その経緯は別の記事でまとめます。

 

 

原因②―家庭、夫との不和

 

 

夫と私はSNSで知り合い、付き合って1年ほどで結婚しました。

たまたま地元が一緒で、話が盛り上がったのがきっかけです。

彼の告白で付き合い、お互い結婚願望があったこともあり、とんとん拍子に結婚をしました。

今年で結婚2年目、知り合って3年目になります。

 

 

そんな彼は自分にとても厳しい人でした。

 

 

国内海外問わず急に出張になる激務にも関わらず、帰宅すると自室に直行。

英語や仕事に関係する資格の勉強をするような人でした。

 

 

土日は長く寝ていることを嫌い、お昼前には必ず起き、どこかへ出かけたがる。

山登りが好きなので私ともよく行っていました。

 

 

付き合った時は、私もまだ非常勤講師でしたので、夜もアルバイトをしていたとはいえ、激務ではありませんでした。

なので、よく夫に付き合って出かけていました。

 

 

山登りは私も好きになり、出かけることは楽しかったです。

 

 

厳しい一面はあるも向上心が高く、常に努力できる、そんな姿を尊敬していました。

また、時折見せる可愛らしい一面や優しいところも私は大好きでした。

 

 

しかし、彼が厳しいのは自分にだけではなく、他人にもでした。

 

 

 

彼はよく私に言っていました。

 

「だらだらするな」

「勉強したらどう?」

20代は短いんだから」

 

私が毎日長時間残業し、帰りが遅くなるとこんなことも言われていました。

 

「教員は残業代出ないんだから、早く帰ってきなよ」

「仕事は趣味じゃない」

「飲み会多すぎ」

 

 

そしてよく「民間企業は~」とか「社会人は~」と彼曰く【社会常識】を私に言ってくることが多かったです。

 

 

私にはそれが毎日拷問のようでした。

 

 

遅く帰った日は

「早く帰ってこい」「民間企業じゃその働き方はありえない」

 

必死に仕事を終わらせて早めに帰って、リビングでぐったりしていると

「だらだらしてないで、将来のために勉強とかしなよ」

 

毎日6時間残業をした土曜日、昼頃まで寝ていても

「だらだらするな。時間がもったいない」

 

 

私の頭の中は混乱してきました。

 

 

職場では、公務員の、教員の常識を教えられる。

家に帰れば、民間企業の常識で怒られる。

 

 

本当にパニックでした。

 

 

そして診断書が下りる日。

 

いつものように私は起きられず昼頃までベッドでぐったりしていました。

体は鉛以上に重く、激しい頭痛で動けませんでした。

 

「いつまで寝てるの。ご飯食べにいくよ」

 

夫にそう言われたとき、私の中で何かがはちきれました。

 

 

大声で泣きました。

 

 

「何もしたくない!!!」「どこにも行きたくない!!!」

 

子供が泣きわめくように大声で騒ぎました。

 

 

夫は驚いたようでした。私の頭を数回撫で、寝室から自室に戻っていきました。

 

 

でも夫は「うつ病」だけでなく、人の心の理解が非常に乏しい人で、、、

 

 

少し落ち着いて食事に行こうと、重い体を動かしふらふら歩いていました。

階段でふらつき、踏み外しそうになったとき

 

「ねえ、ちゃんとして」

「シャキッと歩いて!」

「そのスピードでしか歩けないの?」

 

そんなことを散々言われました。

 

 

うつ病がひどい時って本当に歩けないんですよね。

 

 

いつもの半分以下の速さでしか歩けない。

ふらふらしてまっすぐに歩けない。

階段を上がるのも一苦労。

 

その日は昼食は取らず、すぐに病院に行きました。

 

 

そこで「抑うつ状態」と診断されたのです。

 

 

 

私は仕事での厳しい状況と共に、家庭でも理解がなく、自分の常識を振り回す夫に、常に気を張っているしかありませんでした。

 

 

それがうつ病の原因だったのだと思います。

 

 

職場がもし、あの人員配置でなければ。

夫がもし、私の仕事にもっと理解があれば。

 

 

私はうつ病になってはいなかったかもしれません。

 

 

以上が、【私がうつ病になった理由】です。

 

夫との関係はこれからも整理していこうと思います。

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。